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東京・池袋で4月、乗用車が暴走し12人が死傷した事故の遺族の会社員男性(32)が3日、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(88)への厳罰を求める署名を、現場近くの公園で呼びかけた。一家そろってよく出かけた思い出の場所で、「危険な運転は大切な命を奪ってしまうということを、世の中の人たちが考えるきっかけになれば」と語った。
「こちらにどうぞ」。事故で妻の松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)を亡くした男性は、真夏の日差しが照りつけるなか、東京都豊島区の南池袋公園で汗をぬぐいながら声を張り上げた。子ども連れらがテントの前に列をつくり、机の上の用紙に次々名前を書き込んだ。「言葉にできないけど、頑張って下さい」と涙ぐみながら声をかける女性もいた。
男性は7月中旬から特設のブログを通じて署名を募っている。すでに郵送などで5万人分以上が集まり、手紙が添えられているものもあったという。
真菜さんの父親の上原義教さん…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル